2025年9月30日火曜日

チャリテツ環島(ファンダオ) 9月30日 知本温泉

相方が朝ベランダから外を見たら屋根の上をサルが歩いていたそうです
そういえば昨日ここに着いた時も道にサルがいたとのこと

今日はこの温泉でゆっくり休養します
朝ごはんは朝食店に食べに行きました
手軽にサンドイッチを食べ豆奬を飲みました
素食のもあったので相方は喜んでいました
部屋に帰って本を読んだり温泉に入ったりしました
本はユヴァル・ノア・ハラリの「NEXUS」でとても面白い
欧米やロシア、中国に対して持っている偏狭な考え方が問われます
昼ご飯は少し遠くの食堂へ行きました
汁のあるラーメンが食べたかったのに外れてしまった
お土産屋にかざってあった正体不明の物
とてもお行儀のいい豚がいました
夜も外に食べに行ったのですが二泊目にしてすでに選択肢はなくなってしまいました
ベンチに座って相談していると感じの良くない男が話しかけてきました
急いで背後のコンビニに入り食べ物と酒を買って宿に帰りました

台湾のアルコール飲料で好きになったもの

ビールはこれ
33元ぐらいでアルコール分5度でいい味している
酒はこれ
料理酒だそうでアルコール22度できついがさっぱりしていておいしい
台湾のどこで買っても45元

2025年9月29日月曜日

チャリテツ環島(ファンダオ) 9月29日 枋寮⇒知本温泉


今日はまず再び鉄道を使って枋寮駅から瀧渓駅まで行きます
そこから自転車で半日走って知本温泉へ行き二泊する予定です

鉄道を使うのは標高差500mぐらいの厳しい山越えをパスするためです
瀧渓駅からは台湾の東側の太平洋岸の景色を見ながら走ります
そしてこの自転車旅も(鉄道も使ってますけど)一週間になるので温泉で休むことにします

枋寮の宿ではちょっと変わったことがありました
昨日到着して間もなく宿の管理人(若い男性)がどうぞと言って丼物をくれました
中には白っぽく冷たく液体に小豆のような豆が入っていてスプーンが添えられています

部屋に帰って食べて飲んでみると薄味のあずきバーを溶かしたような感じです
台湾の伝統的な飲み物でしょう
相方にも上げましたがとくに反応はありませんでした

それからしばらくたって相方がロビーで彼に会いました
すると彼は私たちが払った宿代(1500元)を相方に返したそうです
理由は古くて傷んでいた飲み物を上げてしまったからだそうです

私たちが飲んだ感じでは違和感はありませんでした
なのでいきなり宿代を返してくれるというのは唐突に思えました
だいいち彼は善意で私たちに飲み物をくれたのでしょうからね

ちょっと考えてから彼にこう伝えました
もし明日の朝まで様子を見て体調が変わらなかったら宿代を払います
彼はそれで納得しました

翌朝はとくに変わりなく旅を続けるのに全く支障はありませんでした
没関係!(メイグァンシ、それは問題ではありません)

朝食にコンビニで買った粥を食べ列車の時刻に合わせてゆっくり準備しました
やさしい彼の笑顔に見送られて私たちは枋寮の駅に向かいました

台湾に来て鉄道を使うのは2回目なのでもう様子は分かっています
あちこちに使われているのが中国語であること以外はまったく日本の駅のようです
これは沿線の景色などの説明
鉄オタさんが喜びそうな大きなポスター
ホームの表示も分かりやすい
向かいのホームにブルートレインのような列車が止まっていました
そういえば駅に10数名ぐらいの行列ができていました
イベント列車かな?
自転車を積み込めるのは最前部か最後尾が指定されます
二回目も最前部でした
列車が到着しました
一回目よりすこし旧型の感じ
自転車は本来は前輪を上に引っかけて縦に吊るすことになっています
私たちは荷物があるし大きな笠もあるしこれを外して上にかけるのは手間です
この時は車内は空いていたので横にしたまま前輪を固定しました
眠りこけているおばさんの邪魔にもなっていません
山を越えて太平洋側に出ると明るい景色が待っていました
海沿いの高速道路の脇につけられた側道を暑さに耐えながら走ります
のどが渇きお腹もすいてきたので店が無いか探しながら走りましたがなかなかありません
ようやく路肩に車が並んでいるところがありました
そこに車を置いて人が上に歩いていきます
上には店があるだろうと自転車を高速道路わきに置いて道を登って行きました

着いたところは多良という駅の跡でした
海の眺めと列車の通過を楽しむ観光の名所のようです
観光地だから飲食は高いかなと危ぶんでいました
100元のサービスセットは具沢山の即席ラーメン、フライドポテト、アイスティーでした
飲んだり食べたりしていると枋寮駅に停車していたレトロ列車が通過していきました
今日は朝から人出が多いと思ったら孔子生誕記念日という祝日なのでした
台湾の法改正で今年から5日も新設された公休日のうちの一つです

多良からさらに高速道を2時間以上走って知本温泉につきました
日本で言えば鬼怒川温泉のようにかなりさびれた様子です
どこも同じなんですね
パイプから噴出するお湯は無色無臭という感じです
煮卵用の温泉
宿の建物は巨大でその5階に指定された部屋があります
部屋に入るまで誰にも会いませんでした
二人二泊で1,944元(約9,500円)と格安です

部屋は広くて眺めも良くバスルームには大きな湯舟が付いています
温泉は各部屋で楽しむようになっているのです

宿のサイトに部屋に着いたチェックインしたことを知らました
すると係の人が宿代を受け取りに来ました
はいちょうだいという感じで手を出すのですがこれはちょっとおかしいですね
二三度やりとりをしてようやく間違いないことを確かめて宿代を払いました

夜は食堂のテイクアウトで焼きそばと炒飯を買ってきました
部屋でNHKの番組を見ながらビールを飲みました
テイクアウトの料理は麺と米という違いを除けば具材も味も同じような感じでした
安く泊まって食べられればまず合格です

🚴 瀧渓駅→知本温泉 50㎞ぐらい


2025年9月28日日曜日

チャリテツ環島(ファンダオ) 9月28日 高雄⇒枋寮

今日は台湾南部の主要都市である高雄からさらに南に向かいます

巣鴨青年館の地下室は刑務所のようでしたが夜は静かでした
「もし夜中に停電になったら部屋の電子ロックが開錠できなくなるのでは」
連れはそう心配でよく寝られなかったそうです
その部屋でシリアルにミルクティーをかけて食べてから出発しました
強烈な朝日に向かって高雄の市街を走り出しました
今日は日曜日なので交通量は少なめです
そのためバイクはいつもより一段とスピードを出して走っています

街中の公園では散歩やジョギングをしている人がいます
そういえばグループで太極拳をやっている人たちを見かけません
本土ではなく台湾だからなのでしょうか

道が高雄市と屏東県を隔てる東屏渓の右岸に出たところから川沿いに南下します
土手の上に自転車が走れる道がありました
路面はブロックで走りやすいとは言えませんが所々日陰もあります
車道の脇よりは気持ちがいいのでこちらを走ることにしました
パンクしないように常に空気は一杯に!
土手の右側は広大な河川敷で左側は工業地帯です
追い風を背に受けて快調に走りました
やがて河口近くのコンビナートと長い橋が見えてきました

土手から橋に上がるために階段を登らなければならないのは残念でした
それでも日本ではこのように自転車のことを考慮して橋は作られていないことが多い
台湾の方が自転車文化に対する理解が進んでいると感じます

橋を渡りにぎやかな東港の街に入りました
少し早めの昼食をとることにします
評判のいい素食の食堂がないか探していると大きなキンキラの門があるお宮がありました
東隆宮
沢山の人がお祓いをしてもらっています
私たちもやってもらうことにしました
まず長い枕のようなところに跪いて上体はまっすぐ立てる
ここで自分の名前を祈祷師に伝える(実際は何を聞かれているか分からなかった)
すると祈祷師が何かを唱えながらバサバサとお祓いをしてくれる
その場を去る際に透明な箱に喜捨をする(100元札が多かった)

お祓いをしたもらってさっぱりしたところで改めて昼食の食堂を探します
お宮の近くに素食の食堂へ行きました
動物性たんぱく質を使っていないので安い
とてもさっぱりとした薄味です
軽い昼食でしたがとりあえずお腹も決まりまた走り出しました

大鵬湾を一周する自転車道の北側を走っていると相方がトイレに行きたいと言い出しました
すこし走ったところに自転車のサービスショップがあったのでトイレが無いか聞きました
英語が通じなかったのでスマホ談をしてようやく通じました
そのショップの道を隔てたところに大きなトイレがありました
表に大きな青い男性と赤い女性の絵もあります
何でわからなかったのだろうとショップの人と笑ってしまいました

さて自転車道と別れて国道17号に入りました
林邊の小さな店が並んでいる通りを走ります
ふと笠を売っている雑貨屋が目に付きました

相方が見たいというので店先に自転車を止めて店の人に値段を尋ねました
多少錢?(トゥーシャオシェン、いくらですか)

女ものの笠が200元(約1,000円)だそうです
相方は高いかな、邪魔かなと悩んでいましたが結局買うことにしました
台湾の笠、似合ってますよ!
笠を念入りに自転車に取り付けてくれました
今日の行程はもう少し行った枋寮までです
少し手前のコンビニでビールとつまみを買います
このコンビニには環島のサイクリストがよく立ち寄るようです
ちょっと体力を残したくらいで一日の走りを終わるのがちょうどいいと思います
今夜の宿は鐵騎休息棧というところ
晩ご飯はセルフサービスの食堂へ行きました
いろいろ並んでいる中から自分で取り最後に清算します
値段は安くないけど好きなものを好きなだけ食べられるのがいいです

バイクと自転車はあくまで同格です

🚴 高雄→枋寮 61㎞


2025年9月27日土曜日

チャリテツ環島(ファンダオ) 9月27日 田尾⇒高雄

昨日までの走りを振り返ってここからの環島のやりかたを再検討しました
思いのほか暑さが厳しく毎日60から70㎞走るのがやっとです
このままでは2週間で環島することも難しいでしょう

環島を途中で止めるより他の交通機関も併用してなんとか環島するほうがいいです
そこで今日は自転車が積み込める列車に乗って高雄まで移動することにしました
最寄りの駅は臺灣鉄道の田中で宿から10㎞ほどです
朝食は宿のサービス券を使ってハンバーガーを食べました
Mのブランドではない台湾のオリジナル店です
1個60元(約300円)と高いですが味は合格点でした
ちいさな町のハンバーガーショップですが環境保護の意識が感じられました
台湾で鉄道に乗るのは初めてでしたが窓口の女性は英語で対応してくれました
駅の待合所の展示パネルでこの駅が信越線の田中駅と姉妹駅であることを知りました

自転車を分解せずに持ち込めるのは指定された区間列車のみです
区間列車は各駅停車ですが最高時速は130㎞/hで高雄まで3時間半ほどで着きました
高雄までは250㎞ほどで乗車賃が319元で自転車代が160元で合計479元(約2,400円)でした
わたしたちが乗った列車
エレベーターを使ってホームに出て指定された先頭車のところで到着を待ちます
高雄の駅周辺にはたくさんの宿があるのでどんな宿にするかはお好み次第です
その中から駅から至近の巣鴨青年館という名前の安宿を選びました
宿はとても狭くしかも急な階段を下りた地下室でした
部屋には二段ベッドのほかは小さな棚があるだけでした
青年館というよりは刑務所のほうがイメージとしては近いのではないかと思います
そういえば巣鴨刑務所というのがありましたっけ・・・
夕飯は市場か夜市で食べようとシャワーを浴びて出かけました
夕暮れが迫った街を歩いていると突然何かが爆発しているような音が響いてきました
耳を塞ぎたくなるような轟音なのに道行く人は素知らぬ顔をしています
どういうことでしょうか?

三民街においしい粥を食べさせる店があると連れが言うので行ってみました
人に尋ねたりして着いたのは縁粥緑広東粥という普通な感じの店です
店員は若い男性でとくに名店の従業員という感じでもないです
出てきた海鮮粥はとても美味しかった
連れは素食の粥に満足していました
そこから六合夜市にぶらぶら歩いていきました
すると高雄三鳳宮というところに人だかりがしています
ここ焚いた爆竹がさっきの爆音だったとわかりました
お宮の中に入ると真っ赤な世界で人々が何かを一心に祈っています
床屋は100元でやってもらえると分かりましたが髪型がちょっと危険な感じです
夜市にはいろいろ美味しそうなものがありましたがもうお腹が空いていません
といいつつもフライドポテトを買いました
ここのチャーハンは人気のようですがもう食べられません
最後に連れが買ったマンゴーを少々食べてぶらぶらと巣鴨刑務所へ帰りました
自転車は宿の前の路地に置くようにというのが管理人からの指示でした
しかし路地で不安が残ります
そこで急な階段を下りた地下室の狭い部屋に持ち込み一緒に安心して寝ました

🚴田尾→田中 12㎞