2025年9月29日月曜日

チャリテツ環島(ファンダオ) 9月29日 枋寮⇒知本温泉


今日はまず再び鉄道を使って枋寮駅から瀧渓駅まで行きます
そこから自転車で半日走って知本温泉へ行き二泊する予定です

鉄道を使うのは標高差500mぐらいの厳しい山越えをパスするためです
瀧渓駅からは台湾の東側の太平洋岸の景色を見ながら走ります
そしてこの自転車旅も(鉄道も使ってますけど)一週間になるので温泉で休むことにします

枋寮の宿ではちょっと変わったことがありました
昨日到着して間もなく宿の管理人(若い男性)がどうぞと言って丼物をくれました
中には白っぽく冷たく液体に小豆のような豆が入っていてスプーンが添えられています

部屋に帰って食べて飲んでみると薄味のあずきバーを溶かしたような感じです
台湾の伝統的な飲み物でしょう
相方にも上げましたがとくに反応はありませんでした

それからしばらくたって相方がロビーで彼に会いました
すると彼は私たちが払った宿代(1500元)を相方に返したそうです
理由は古くて傷んでいた飲み物を上げてしまったからだそうです

私たちが飲んだ感じでは違和感はありませんでした
なのでいきなり宿代を返してくれるというのは唐突に思えました
だいいち彼は善意で私たちに飲み物をくれたのでしょうからね

ちょっと考えてから彼にこう伝えました
もし明日の朝まで様子を見て体調が変わらなかったら宿代を払います
彼はそれで納得しました

翌朝はとくに変わりなく旅を続けるのに全く支障はありませんでした
没関係!(メイグァンシ、それは問題ではありません)

朝食にコンビニで買った粥を食べ列車の時刻に合わせてゆっくり準備しました
やさしい彼の笑顔に見送られて私たちは枋寮の駅に向かいました

台湾に来て鉄道を使うのは2回目なのでもう様子は分かっています
あちこちに使われているのが中国語であること以外はまったく日本の駅のようです
これは沿線の景色などの説明
鉄オタさんが喜びそうな大きなポスター
ホームの表示も分かりやすい
向かいのホームにブルートレインのような列車が止まっていました
そういえば駅に10数名ぐらいの行列ができていました
イベント列車かな?
自転車を積み込めるのは最前部か最後尾が指定されます
二回目も最前部でした
列車が到着しました
一回目よりすこし旧型の感じ
自転車は本来は前輪を上に引っかけて縦に吊るすことになっています
私たちは荷物があるし大きな笠もあるしこれを外して上にかけるのは手間です
この時は車内は空いていたので横にしたまま前輪を固定しました
眠りこけているおばさんの邪魔にもなっていません
山を越えて太平洋側に出ると明るい景色が待っていました
海沿いの高速道路の脇につけられた側道を暑さに耐えながら走ります
のどが渇きお腹もすいてきたので店が無いか探しながら走りましたがなかなかありません
ようやく路肩に車が並んでいるところがありました
そこに車を置いて人が上に歩いていきます
上には店があるだろうと自転車を高速道路わきに置いて道を登って行きました

着いたところは多良という駅の跡でした
海の眺めと列車の通過を楽しむ観光の名所のようです
観光地だから飲食は高いかなと危ぶんでいました
100元のサービスセットは具沢山の即席ラーメン、フライドポテト、アイスティーでした
飲んだり食べたりしていると枋寮駅に停車していたレトロ列車が通過していきました
今日は朝から人出が多いと思ったら孔子生誕記念日という祝日なのでした
台湾の法改正で今年から5日も新設された公休日のうちの一つです

多良からさらに高速道を2時間以上走って知本温泉につきました
日本で言えば鬼怒川温泉のようにかなりさびれた様子です
どこも同じなんですね
パイプから噴出するお湯は無色無臭という感じです
煮卵用の温泉
宿の建物は巨大でその5階に指定された部屋があります
部屋に入るまで誰にも会いませんでした
二人二泊で1,944元(約9,500円)と格安です

部屋は広くて眺めも良くバスルームには大きな湯舟が付いています
温泉は各部屋で楽しむようになっているのです

宿のサイトに部屋に着いたチェックインしたことを知らました
すると係の人が宿代を受け取りに来ました
はいちょうだいという感じで手を出すのですがこれはちょっとおかしいですね
二三度やりとりをしてようやく間違いないことを確かめて宿代を払いました

夜は食堂のテイクアウトで焼きそばと炒飯を買ってきました
部屋でNHKの番組を見ながらビールを飲みました
テイクアウトの料理は麺と米という違いを除けば具材も味も同じような感じでした
安く泊まって食べられればまず合格です

🚴 瀧渓駅→知本温泉 50㎞ぐらい