2025年9月23日火曜日

チャリテツ環島(ファンダオ) 9月23日 川越⇒鶯歌(インゴー)

淡水にて
台湾は九州と同じくらいの面積の島です
そこを一周するとだいたい1,000㎞ほどの距離になります
それを台湾を一周する旅を現地の人は環島(ホァンダオ)と親しみを込めて呼びます
その環島をやってみようと出かけました

環島には鉄道や車、二輪車や自転車などさまざまな手段がもちいられます
もちろん徒歩で環島する人もいます
わたしたちの目標は自転車と鉄道で環島することです

ネットで調べたところ自転車で環島する人はかなりいるようです
1日100㎞走って10日で完走を目指すのがはやりのようです
これはわたしたちのスタイルではありません

世界のどこでもわたしたちは1日の走行距離は60㎞ぐらいのペースでゆっくり走りながら
その土地の人のくらしをのぞいてみることです

今回の旅行期間は2週間なので自転車だけで一周できるかはどうか微妙なところ
テキトーに鉄道も使いながらともかく環島してみようと思いました

昼すぎに桃園空港に到着しました
日本から持参した自転車がターンテーブルから現れたのにはちょっとビックリ
ふつうは大型荷物の窓口に受け取りに行くのです
自転車がダメージを受けていないか心配でしたが大丈夫でした

建物の外に出ると台湾東部に被害をもたらした台風の去り際の雨がまだ降っていました
初日は空港から鶯歌まで20㎞ほどを自転車で行くつもりでしたがやめにしました
それで鶯歌までどうやって行くか考えなければいけません

所持品は組立前の自転車17㎏と荷物が二つです
これを持って長い距離を歩くのは避けたい
空港の観光案内所へ行って相談するとリムジンバスがいいのではないかという
鶯歌に近い三峡まで直行できるそうです
三峡には老街(後述)があると本で読んでいたので大体場所が想像できます
バスに自転車を載せられるかバス会社に問い合わせてくれOKと確認してくれました
謝謝!

空港ビルの裏手にバスターミナルがありそこで三峡まで行くチケットを買いました
料金は自転車込みでひとり150元(約750円)です
1968のバスに乗ればいいとのこと
乗り場へ行くと係の人がわたしたちの荷物を見て何か嫌がっている様子です
彼がスマホを見せるので画面を見ると「自転車は自分でバスに載せて」と書いてあった
「OK!」と笑顔たっぷりで答えました

バスは高速道路を走り30分弱で三峡に着きました
高速から降りて町中の狭い道をぐるぐると走ります
いつバス停に停まるのだろうと思っているうちにバスはまた高速道路に入りました

嫌な予感がしました
あわてて前に行きわたしと同年代ぐらいの運転手に下ろしてくださいと英語で頼みました
「何を言ってるの」という顔で何か言われました
ショック!

しばし呆然としていると乗客の女性が英語が話しかけてきました
「わたしたちは次のバス停で降りるので一緒に降りましょう
そして空港行きのバス乗り場を教えるのでそこから折り返せばいい」
彼女の言うとおりにすることにしました

次のバス停で降り小雨の降る中を重たい荷物を持って道の反対側のバス停に向かいました
なんと彼女はわたしの連れの荷物まで持ってくれたのです
バス停に着くと彼女は「グッドラック!」と言って去っていきました
謝謝!

20分ほど待っていると空港行きのバスが来ました
運転手に事情を説明しようとしましたが「分かっているから早く乗れ」という感じです
どうやらドジなわたしたちのことは最初のバスの運転手から電話で伝わっていたようです
追加の料金は取られずに無事三峡に着きました
謝謝!

わたしたちはバス停の近くの雨の当たらない空きスペースで自転車を組み立てました
自転車に乗ってしまえばこちらのものだという気分です
30分ほどで組み立て終えて雨があがった三峡の町を走り出しました
道は右側通行なので慣れるまで慎重に行きます
バイクがひっきりなしに左側を通り過ぎていきます
信号の横にはあと何秒で信号が青あるいは赤に変わるか秒数が表示されています

10分ほど走ると市場がありました
看板には黄昏市場と書いてあります
ちょっと入ってみようときょろきょろしていると「何か?」と男の人に話しかけられました
明らかに土地の人のようですが日本語です
「どこかに自転車を止められますか?」と聞くと
市場の中にありますと先に立って連れて行ってくれました
謝謝!

オレンジ色の電灯がたくさん灯った市場の中はとても活気があります
肉や魚や野菜がどっさりと生であるいは調理されて売られています
こんなに売れるのかしらというほどの量です
値段はそれほど安いようには思いませんがどれもこれもおいしそう
宿の着いてからまた来てもいいねと一回り見てまた走り出しました

グーグルマップを見ながら走ってきたのですが道の様子がちょっと変です
マップをよく見直したところ逆方向に走ってきたことが分かりました
自転車を組み立てたところまで戻ってその先に行きました
高速道路の下を抜け三鶯大橋を渡ると鶯歌の町です

鶯歌の駅前の魚旅旅館(フィッシュホステル)に着きました

ガラス越しに見えるラウンジに宿泊者がいるのが見えるが表のドアがロックされている

到着は17時と知らせてあって30分すぎているけれど宿の人は誰もいない


電話すると20分ほどで若い男性がやってきました

通された二階の部屋に入るとベッドの上には寝乱れたシーツ?

おやと思っていると「間違えました 部屋は三階です」

やっぱりね

宿代は現金払いです

持ち合わせが数十元足りなかったがその分はまけてくれました

この男性は英語ができるのでやりとりはスムーズでした


落ち着いたところで夕飯を食べに行きました

まず駅のファミマのATMで現金を降ろして明朝食べるものを買いました

菓子パンでもと軽い気持ちで手を伸ばしましたがメロンパンが200円近くするのでびっくり

バナナも一本100円で日本と変わらない


記念すべき台湾の最初の食事は四海遊龍という点心のチェーン店

注文の仕方はラミネートされたメニューの希望の品にペンで個数を書き込む

何にするかじっくり考えられるし頼み間違えもなくていい

ビールを近くのコンビニで買ってきて持ち込み点心を3品食べました

安くていいお味でした


食べ終わってから鶯歌老街に散歩に行きました
老街(ラオジェ)というのは昔からある街並みで台湾のあちこちにあります
ここ鶯歌の老街には陶器の店が集まっています
街並みの美しさは夜目にも伺えましたが商売柄どの店ももう閉まっていました

魚旅旅館に戻り明日の計画を立てました
頭份(トウフェン)という街に安いゲストハウスを見つけたました
ここから80キロ離れていうすこし遠いのですがそこまで行くことにしました

🚴三峡→鶯歌 8㎞