2015年4月19日日曜日

2015年4月19日 あそぶ:自転車 郭町⇒毛呂山⇒七重の山桜⇒毛呂山⇒郭町 80㎞


今春のサクラシーズンの最後に、きれいなヤマザクラを見たいと思った。狭山丘陵の六道山公園のヤマザクラがきれいなようだが、そこまでの行き帰りに排気ガスを相当吸うことになりそうなルートであることが気づまりだ。ウェブサイトやブログで良いヤマザクラがないか探したところ、都幾川上流の七重という山上集落の近くに、埼玉県でもっとも大きなヤマザクラがあることが分った。郭町からは片道2時間強の自転車走行で着けると見込まれる。

郭町を8時に出発し、毛呂山町のセーブオンに9時に着き小休憩する。北上して越生を過ぎ、田中の交差点で左折して10時に大野物産販売所に着く。昨年の初夏と今年の晩冬に来た時には閑散としていたが、今日は車で来た人たちがたくさんいる。ここから七重のヤマザクラまでは急坂になるが30分もかからないだろう。

大野を発ち、勝負平経由で白石峠へ向かう道と分かれて、七重峠へ向かう道に入る。七重まではすぐで、そこにヤマザクラの方向を示す標識があった。

名にし負うヤマザクラは舗装道路から60メートル入った林道の上にあった。根のまわりにはブルーシートが張られ、二本の太いワイヤーで幹を支えられていた。なんとも痛々しい姿である。木を見上げると薄ピンク色の花びらが何弁もゆっくりと舞い降りてくる。そのようすがあわれである。

ヤマザクラを見上げながら、なにげに世をはかなんでいると、バリバリとバイクが4台やって来て、ヤマザクラの下の林道をとおりすぎて行った。と思うとすぐにまたバリバリと戻ってきて、また違う林道を登っていったが、またすぐに降りてきて舗装道路を登って行った。どうやら林道を走ろうとしているのだが、どこも閉鎖されていて思うように走れないようだ。

ふたたび静寂がもどった。

またヤマザクラを見上げると、何もなかったように花びらがはらはらと舞い落ちてくる。西行の詠んだ「願はくは花の下にて春死なん そのきさらぎの望月のころ」の歌が思い出される。

10時半にヤマザクラのところを発ち、最初は急坂を慎重に、物販所の先からは適度な下り坂を快適に走る。途中また毛呂山のセーブオンで小休憩して、12時半に郭町に帰着した。