わたしは昨年秋から自転車の遠乗りを始めた。
どこへ行くかを決める時、ふたつのポイントがあった。
ひとつは、川越の家から出発して、いろんな川沿いのコースを走ってみること。
これまで荒川の中下流、利根川の中流、江戸川、多摩川の中下流を走った。まだ走れるところはあるが、おおかた行きやすいところには行った。
もうひとつのポイントは、1日で走れる距離をなるべく伸ばすこと。
これは50㎞から始めて、今では80㎞を走れるようになった。これは昨秋の時点からすれば画期的な進歩である。ところが実際ここまでできるようになると、もっと走れるのではないか、もっと走りたい、と思うようになった。
そこで、いろんな川めぐりはとりあえず置いておき、今回は走行距離を稼ぐことにポイントを絞った。
たてた計画は、川越から荒川沿いに南下して海まで行き、またその道を帰ってくるという往復コースだ。
この計画をたてながら、昨秋は「自分は1日で海まで走れるだろうか」と考えていたことを思いだした。そして「48歳でもまだやれるんだな」、と思った。
さて当日は、最高気温が7度を下回る寒さだったが、北西風は吹かなかった。それで海からの帰りは、向かい風にならず、かなり疲れはしたものの、1日で110㎞を走ることができた。