1991年12月7日土曜日

日向山 1991年12月7日

 冬の陽だまりを探して、秩父に出かける。日向山は、芦ヶ久保駅の正面にある。麓へは1988年の夏に、渉が久美ちゃんのお腹に入っている時にプラム狩りに来た。その時とは対照的に、しんと寒い日陰の駅に降り立つ。

川を渡り、日向山に登る斜面に取り付くと、山の名前通り日向を歩くようになる。急な舗装道路を登って行くと、眺めがどんどん良くなる。渉は道路の脇に吹き寄せられた落ち葉の上を、ガサガサと元気よく歩いて行く。売店やシイタケの栽培場を過ぎて、あづまやで小休止する。

ここからは本格的な山道になる。すっかり葉の落ちたクヌギの林を一投足で日向山の山頂に着く。風もなく、穏やかな冬の日である。家族連れはわたしたちだけだった。勿体ないような陽光を浴び、楽しかった。

横瀬駅に下山したが、途中残念ながらダンプカーの排気ガスがひどかった。