2017年1月15日日曜日

花と団子(1)コハクチョウと呉汁めん

今日の川越はとても寒く(午前10時現在2℃)、くわえて北西の季節風が
吹いています。群馬県の方から雪雲が押し寄せてきます。川越は北関東の
街だなあ、と改めて感じる日です。

花:コハクチョウ
この冬としては初めて越辺川(おっぺがわ)のコハクチョウの飛来地へ行き
ました。トンテン館から自転車で30分ほどです。越辺川の土手から河原へ
降りると、いました。群れの中にはまだ灰色の羽毛がまじった幼鳥もいます。

コハクチョウは毎年11月になるとシベリアから日本に飛来します。北極海に
そそぐコリマ川の河口にコハクチョウの繁殖地があります。夏に生まれた
幼鳥が飛べるようになると、家族で日本での越冬の旅に出発します。繁殖
地から4,000kmを2週間で飛んでくるそうです。

越辺川のコハクチョウは午前は近くの田んぼへ行って落穂などを食べます。
午後は中州でウトウトしたり、川に入って水中の草などを食べます。よその
群れがやってくると盛んに鳴きます。鳴き声⇒https://www.youtube.com/watch?v=Ya3Q7_1dW2Y&feature=youtu.b

コハクチョウにとって飛来地は決してノンビリできる避寒地ではありません。
犬を連れて見物に来る人間がいます。一昨年にはボウガン(弓矢のたぐい)
で撃たれて一羽が死にました。コハクチョウの天敵は人間なのでしょうか。

団子:呉汁めん
お腹をすかせて震えているコハクチョウにはもうしわけないですが、お昼を
食べにいきました。川島町は農業の町です。そこでとれた農産物を使った
冬の郷土料理が呉汁(ごじる)です。大豆のペーストを呉といいます。呉を
味噌ベースの汁に入れたものが呉汁です。町内にはこの呉汁を使った
うどんを食べさせる店が沢山あります。

今日行った「ますや」は中華料理店です。なのでうどんではなく中華めんを
使っています。

「ますや」の呉汁めんのもうひとつの特徴は、いろんな野菜をたっぷり使って
いることです。食べながら数えてみるとダイコン、ハクサイ、タマネギ、ニンジン、
シイタケ、キクラゲ、ミツバ、ピーマン、イモガラ、長ネギと10種類もの野菜が
入っていました。呉がたっぷり入ったスープはユズの香りとともにさっぱりと
していて中華めんといい組み合わせになっています。ごちそうさまでした。

インフォメーション
●コハクチョウ飛来地:グーグルマップで「川島白鳥飛来地」と検索
●ますや:埼玉県比企郡川島町正直746-7 049-297-4955 月休

これにて「花と団子」の第一回のご報告を終わります。次回は2月です。