1992年10月10日土曜日

サドル・マウンテン(985m) 1992年10月10日

 今日は日本では体育の日で、体を動かすには良い季節。こちらオレゴンもやはり良い季節だ。それで家族でハイキングへ行くことにする。行先は、渉にも手ごろで、山頂からの眺めがいいというサドル・マウンテンにする。

ポートランドから西へ、サンセット・ハイウェイに車を走らせる。目的の山はわたしたちのアパートからは北西方向に100㎞ほど走ったところにある。そこから太平洋まではあと20㎞ほどである。

ハイウェイから登山口までの針葉樹林帯の中の道で何度か迷ったのち、キャンプのできる登山口(標高約480m)に着く。車を置き、準備をして歩き出す。

歩き方はマウント・スコットで成功した汽車ぽっぽ方式である。この山は標高こそ低いが、火山の独立峰で、森林帯を抜けると登山道の道幅が狭く、ところどころザレた場所を横切る。そんなところでも「汽車、汽車、シュッポ、シュッポ」とつながって歩くと一定の安心感がある。

出発点から2時間ほど登ると、なるほど馬の鞍部状の頂上が見えてきた。天気のいい山頂で10人ほど休んでいるのが見える。たどりついた山頂は意外に狭いので、渉が転げ落ちないように注意する。なるほど太平洋も見える。景色を楽しみながら昼ご飯を食べる。

下りは登って来た時よりも慎重に下る。結構天気がよく、汗ばむくらいだ。それでも樹林帯に入ると日差しが遮られてほっとする。車に乗って来た道をポートランドへ戻ったが、森の中のあちこちにある標識には、散弾銃で撃った跡とおぼしき穴がたくさん開いていて、ちょっと怖かった。