2018年6月24日日曜日

ブラック・ツーリズム ロワール川 サント=リュス(1)➡サン=ブルヴァン

ロワール川の川岸に係留された帆船
今日は今回の旅のゴールであるロワール川の河口、サン=ブルヴァンまでの走ります。

<8時過ぎ>
サント=リュスのキャンプ場を出発しました。
ロワール川の右岸をナントに向かって走ります。
まだ追い風が吹いています。
セネカさん、背中を押してくれるようお願いします。

今日は日曜日なのでナントの市街でまず食料を買いました。
それから分かりにくい道を拾いなから街を抜けました。


<10時>
バッス=アンドルで無料の渡し船に乗って左岸へ行きます。

ルートは川岸を離れてアップダウンのある道になります。
ドミニクは以前は右岸を行く景色が良くて上り下りのない道だったとぼやいています。

<11時>
マルティニエール運河に着きました。
ここから運河沿いのまっすぐな道を走ります。

<12時>
運河が終わる手前で最後のピクニックをしました。
自転車に乗った少年が「ボナペティ!」とこちらに声をかけて通り過ぎて行きます。


<13時半>
パンブフを過ぎると牧場で草をはむ牛の肩ごしにサン=ナゼール橋が見えました。
あの橋のたもとがこの旅の終着点であるロワール川の河口です。

<14時20分>
幅の広い舗装道路を強い追い風に押されてあっという間にサン=ブルヴァンに着きました。
源流から三週間かけてロワール川の河口まで辿りつきました。
ドミニクのサイクル・コンピューターによれば寄り道も含めて1,241㎞の距離でした。

ここまで楽しく無事に走ってこられたのはドミニクのおかげです。
感謝の気持ちを伝えハグしました。

浜へ行き海水に足を浸します。

足元のきれいな小石がさざ波に濯われています。


それを片手一杯拾いお土産にします。

キャンプ場で日が傾くまで談笑しました。


そのあとまた浜に出ました。

夕焼けがきれいでした。



海鳥がねぐらへと帰っていきます。

山本コータローの「岬めぐり」を口ずさみながらテントへ帰りました。

本日の走行距離: 70㎞



サン=ブルヴァン➡サント=リュス(2)へつづく