7:15 朝食
ペンションの朝食は充実していて美味しかった
ドミニクもそれが気に入ったようです
やれやれ
8:00 出発
ペンションから10分ほど歩いたところに地下鉄の駅があります
それを国際空港まで延伸する工事で週末はバスが代替え輸送しています
そのバスに乗りましたが料金の払い方が分かりません
運転手に聞いても知らんぷりです
こっちもしらんぷりで中心街でバスを降ります
町並みは適度にくすんだ感じで親しみがわきます
9:46
ドハーニ街のシナゴーグ(ユダヤ教の教会)へ行きました
入場待ちの人が行列しています
中庭にホロコースト記念碑があります
柳の木の葉に虐殺された人の名前が彫りこまれています
内部はたいそうきれいな様子がうかがえますが行列したくないので今回はパスします
ぶらぶら歩きながら街をながめます
10:17
聖イシュトヴァーン大聖堂に入ります
エステルゴムで初代ハンガリー国王となったイシュトヴァーン一世にちなんだカテドラルです
ラテン語で「わたしは道、真理そしていのちである」と書いてあるそう
10:47
国会議事堂へ向かっていくと自由広場というところに出ました
モニュメントに抗議する文書が多言語でかかげられていました
このビルはちょっと拭き掃除が必要ですね
11:10
国会議事堂の前に出ました
11:30
銃弾の跡がいくつも壁面に残るビルが国会議事堂の近くにありました
向こう側はドナウに面しています
町並みが雨に濡れていい感じです
12:42
お腹がすいたので観光客の少なそうなレストランに入ります
食べたのはグヤーシュというハンガリー名物のスープです
スープは具が少なくていまひとつでしたがご飯がいけてました
13:49
またぶらぶら歩いていきました
ビルの正面にラーメンどんぶりの縁によくある模様が見えました
こんなところにアジアっぽさを感じます
13:57
中央市場に来ましたが今日は日曜日なので閉まっています
また明日来ましょう
14:05
橋を渡って左端に見えるゲッレールト温泉へ行きます
入場料が6,100フォリント(19€ぐらい)もします
日本の日帰り温泉より高くないですか?
温泉はあきらめて隣のゲッレールトの丘に登ります
14:52
けっこう登り甲斐がありましたがお釣りがくるほどのいい眺めです
15:17
ゲッレールトの丘から降りて帰ります
丘のふもとに見える建物も温泉です
また街のなかへ行きスーパーで夕食の買い出しをしました
そしてまたバスに乗ってペンションに帰るのです
今度は切符の買い方を予め確かめようとカフェにいたおじさんに聞いてみました
バスの中で買えといいます
それでバスに乗りましたがまた運転手にシカトされました
こちらもまたシカトしてバスを降りました
ペンションにもどってレセプションでバスのチケットはどこで買うのか聞いてみました
地下鉄の駅で売っているのだそうです
ふーん、あそう
19:00 夕食
まず冷蔵庫からビールを出して飲みます
きのうきょうとブダペストでオーバーツーリズムを実感しました
オーバーツーリズムとは有名な観光地に観光客が殺到して問題がおこる状況のことです
具体的な問題としては過度の混雑、ゴミ、文化財の劣化、住環境の悪化などです
ブダペストはもうすこし観光客が少なくのんびりしたところかなと思っていました
ところが行く先々で想像をこえる人々を見ました
これはやはりオーバーツーリズムだといわざるをえません
オーバーツーリズムの原因としてつぎのことが指摘されています
・世の中の中流階級といわれる人々が増えたこと
・格安航空券であちこちに行けるようになったこと
・中国人の旅行者が爆発的にふえていること
これらに加えて有名な観光地に観光客が集中する傾向も問題を大きくしているようです
ユーロモニター・インターナショナルは100都市に全観光客の半数が集中しているとしてます
オーバーツーリズムに対して観光地では様々な対策をとっています
そのなかで目に付くのが入場料などの高額化です
アムステルダムのゴッホ美術館は入館料が19€もしましたが有名美術館としてこれは普通です
スイスアルプスのマッターホルンへ登るガイドの料金は一日一人15万円です
ブラック・ツーリズムでも経路上やむをえず大都市を訪問することがあります
そのようにして訪問することも不本意ですがオーバーツーリズムにはつながります
これからのブラック・ツーリズムでは有名観光地をできるだけ避けることを考えます
ところで夕食には何を食べたのか忘れてしまいました?
22:15 就寝
<走行距離> 0km(累計 1,478㎞)
<出費> 51€(食料代 18€、宿代 30€、ビール代 3€)累計 910€
<Hotel Manzard Panzioの評価> 〇(部屋はきれい、場所がちょっと不便)
ブダペスト(2)へ続く