1971年1月24日日曜日

大山 1969年9月18日

父の発案で、めずらしくわが家の家族全員で出かけました
主たる目的は中腹の阿夫利神社への参詣で、頂上を目指す登山ではありませんでした
それなので、登ったのは下社まででした

下社ではばったりとナガセのおじさんに会いました

おじさんといっても親類ではなく、父の仕事上の知り合いでした

小学校低学年の夏休みに、茅ケ崎にあるそのおじさんの家へ遊びに行ったことがありました

茅ケ崎の駅からかなり歩き、着いたところは田んぼの傍らの古い家でした

田んぼの彼方に大山が良く見えたことを覚えています

そんな思い出のあるナガセのおじさんと、大山で再会したのだから奇遇です


家族が阿夫利神社でのお参りをしている間、兄とわたしは大山川を遡行しに行ってみました

先月どこへ沢登りに行くか調べた際に、大山川も初心者向きの沢であることを知りました

それでちょっと行ってみようと思いました


下社から見晴台に向かう水平道の中間付近に祠があります

そこが大山川の入渓点です

登山道から二重ノ滝が見えるので、すぐにそれと分かります

滝を登りながら20分くらい遡行すると、もう水流が無くなってきました

これより上は滝もないはずなので、来た道を引き返して下社に戻りました


お参りを済ませた家族と下社で合流し、帰りは女坂を下りました

途中大山町のお土産屋でとろろそばを食べました

全体的としてつまらない山登りでした