今日も朝からいい天気です
アルザスのブドウ畑からずっと晴れてます
テントも何も装備はすべて乾いているので出発準備にも時間がかかりません
今朝はまず Haut-Ham のキャンプ場から10分ほどのスーパーで買い出しです
丘の上に原発の排気塔が見えます
標識を確かめながら走ります
このような田舎道をのんびりと走るのが好きです
モーゼル川はこのあたりから蛇行し始めます
まだヘアピンのようなカーブではありません
時折古城がモーゼル川を見下ろしています
川面の近くを走っても相変わらず水流は感じられません
おおここで初めてモーゼルのブドウ畑が登場しました
やはり川の屈曲部の斜面にありました
斜面は手入れをするのが平地よりも大変です
フランスとルクセンブルクの国境が近いことを知らせるサインです
モーゼルワイン街道には国境がありません
Apach という国境の駅に着きました
ここからほんの少しドイツに足を踏み入れてからルクセンブルクに入ります
ドイツ国鉄の電車が止まっています
自転車乗りが大切にされているのが良く分かります
駅の上にかかっている橋を渡るとルクセンブルクの町である Schengen です
Schengen てどこかで聞いたことありませんか
ヨーロッパをあちこち旅する人なら Shengen協定 のことは知っているはず
あの協定の名前はこの小さな村からきているのです
ではなぜこのちっぽけな(失礼!)村にちなんでいるのか?
それは協定がこのモーゼル川の三国国境に投錨された船の上で署名されたからなのです
まあ妥当な命名ですな
三国国境はこの反対側です |
川端にはSchengen協定の記念館があってEU加盟国の旗が川風に翻っていました
記念館の近くで昼食をとってから出発しました
ルクセンブルクの自転車道はとてもきれいに整備されています
Sans Sousi !(「心配いらないよ」)と落ち込んでいる若者を励ますドミニク
公園の植栽はとても丁寧に剪定され噴水の中にも道路にもゴミ一つ落ちていない
それがルクセンブルクというところらしいです
小国ではあるけれどチマチマはしていません
景色は良いです
ドミニクが恐れているのはルクセンブルクの物価が高いこと
ルクセンブルクには泊まらず買い物もせず通り過ぎようと言っていたくらいです
ドミニクの恐れるルクセンブルクのキャンプ場に着きました
キャンプ代一人一泊10€はドイツやフランスとくらべても高いことはありません
キャンプ場で生ビールを飲みました
2.5€でした
これは安いですよドミニクさん!
夕食の材料を買いにスーパーへ行きました
値段は普通で高くありません
なんの遠慮もなく食べたいものを買いました
今晩は太いソーセージにスムール(クスクスに使う穀物)、それにラタトゥイユです
フランスワインも安く買えたのでドミニクさんご機嫌です
ルクセンブルクの株が急上昇!
<出費> 28€(累計512€)