去年の自転車旅の帰りには思いがけずドバイ観光ができてそれは楽しかった
でもあの混乱は今年は願い下げにしてもらいたい
なぜヨーロッパの往復にエミレーツ航空を選ぶのか?
それはエミレーツの女性アテンダントの制服が気に入っているからではありません
自転車旅に比較的やさしい航空会社の一つだからです
AFやKLMなどは自転車旅にまったくフレンドリーでありません
まず自転車を受託手荷物とする際には100ユーロの追加料金が必要です
さらに段ボール箱に入れることや最大重量23キロなどの制限があって帰国時は特に面倒です
エミレーツは追加料金は必要なく最大重量は32キロまでOKです
さらに自転車はペラペラのナイロンの袋に入れても預かってくれます
自転車が破損するリスクはありますが段ボール箱に入れたから大丈夫ということはありません
ほかにもっと小さな航空会社で自転車をエミレーツと同様に扱うところはあります
ところがそういう会社は路線が限定されていて行きたいところへ行けません
そういうわけでエミレーツにしているのです
ドバイでの乗り継ぎは何のトラブルもなく目出度くチューリッヒへ飛び立ちました
昨年ひそかに緊張した黒海上空の飛行も今年は難なくやりすごしました
東ヨーロッパを過ぎていよいよアルプスの雪山が見えてきました
2017年にはじめて自転車旅をしたライン川やスイスの家並みが手に取るように見えてきました
シャフハウゼンを流れるライン川 |
スイスの小さな村 |
自転車はすぐに大型のベルトコンベアから出てきました
それを空港ロビーの片隅で組み立てます
もうすぐ組み立て終了です |
その場所は空港から自転車で30分ほどの所にあるちいさな宿です
空港から宿へ向かう道 |
あす自転車店に寄ってそれを直してからアンデルマットへ行くことにしました
それでもじゅうぶん間に合うので不都合はありません
宿に着きました
古い農家の一部を改造して今年の3月にオープンしたばかりだそうです
この宿に泊まる初めての日本人を大歓迎してくれました
シャワーを浴びてから近くのスーパーに食料を買いに行きましたそのあと先ほどの女性にこの近くの自転車店の場所を教えてもらいました
その店は明日電車に乗る予定のチューリッヒ中央駅に行く途中にあるので好都合です
夕食を食べ終わるとすぐに寝てしまいました
夜中に目が覚めました
窓越しに満月が煌々と光っていて部屋の中まで明るくしていました