ローヌ川の自転車旅 サン＝ランベール＝ダルボン ⇒ バランス 67㎞

オブジェとなったチェーンリング

土曜日の夜のキャンプ場は眠れない若者で真夜中まで騒がしかった
けれど頼もしいおばさんの一喝でそれも静まりかえり朝までよく眠りました

今日はゆっくり出発しました
バランスの先のキャンプ場まで行く予定です

土曜日なのでトゥールノンで三食分の食料を買いローヌの川端で昼食をとりました

古い吊り橋を渡る

そうこうしているうちに強い南風が吹き出しました

強い風に木があおられています

これはミストラルという南仏名物だとドミニクが言っています

ここから地中海までこの強風と付き合うことになるのでしょうか？
一週間も仲良くしたくはありませんｗ

この風では予定通り行くのは大変なのでバランスで宿を探すことにしました

自転車乗りを歓迎するベロジット・バランスという宿が二人部屋で一人20ユーロだそうです
今夜はそこに泊まることにしました
バランスの街中で宿への道が分からなくなりました

こういうサインが路上いたるところにあるわけではありません

強風のなかで人に何度も道を尋ねようやくバランスの宿に17時半に着きました

この宿の主人のやっていることが徹底していて目を見張りました

屋内には自転車関係の古いポスターや写真・地図が張ってあります

自転車置き場には修理工具がそろっています

休憩や食事のためのテラス

宿の主人の世界観が見て取れます

サイクリストの食べ残しはコンポストへ

裏でニワトリが待っています

古い自転車はただのゴミではありません

クランクはドアの取っ手に

ドロップハンドルはトレぺ掛けに

タイヤとフレームの前部を使ってゴミ入れのフタに
これは力作です！

部屋には自転車のバッグをスっとかけられる鉄棒が！
これはリサイクルではないけれどアイディア賞

宿の主人がリサイクルを楽しみながら経営している様子が伺えます

夕食はスイスから来た女性（ぼくより背の高い！）も交えてテラスで夕食を食べました
ミストラルも静まり自転車旅の魅力を改めて感じた日でした