それでも回復する傾向なので予定どおり出発します
高森から外輪山の内側をつづらおれに登る道に入ります
九十九曲から高森を望む |
ゆっくり登っていくとその急斜面のあちこちで草刈りをしている人がいます
すごく広くて急でたぃへんそうです
高森公園 |
花の頃は見事でしょう
それで労を厭わず草刈りをしているのかなと思いました
旧道は高森峠790mで新道と合流しトンネルになりますトンネルを抜けると青空が覗いていました
高森峠トンネルの東側 |
そこを自転車で登ってくる人がいます
二人乗りの外国人夫婦で挨拶して行き過ぎます
いい道で最高速度が52.9km出てちょっといい気分です
一方で新道というものは登り返しも容赦なくあります
それが結構足にきます
高千穂峡でゴルジュを眺めてから流しそうめんを食べます
どちらでもいいんですがここでは「流しそうめん」ではなく「そうめん流し」といいます
「そうめん流し」というと竹の樋を流れて来たそうめんがそのままどこかへ流れて行ってしまいそうな不安を覚えます
「流しそうめん」にはそうめんをキャッチする時間的な余裕が感じられて安心なのです
考えすぎでしょうか
ちなみに万が一なにかの故あって全てのそうめんを取り逃がしたとしても心配ありません
下流にはそれを受けるザルがあるのです
そうめんキャッチャー |
そうめん流しについてさらに感動的な事実を発見しました
それは利き手によって座る席が違うということです
右利きの人は右手が下流にくるように座ります
左利きの人はその逆です
この体勢だと箸の先端が自然に上流を向くのでそうめんを取り逃しにくいと言えます
なんというやさしさでしょうか
真名井の滝 |
天岩戸を見て見て見たかったのです
「見」がちょっと多い気がしますがぜひともという気持ちの表れとお思いください
曼殊沙華の指定席 |
社務所に申し出た人だけが見ることが出来ます
ちなみにここでは見ることを遥拝(ようはい)といいます
立ち入りや写真撮影は禁止です
案内の人に従って清め水を使いお祓いを受けてから神社の裏へ回って行きます
そこは木々の深い谷川に面した崖の上です
案内の人の差し示す方向に目をやります
そこには崩れかけた洞窟のようなものが見えます
それが天岩戸です
あそこに太陽さんが隠れてしまったのですね
天岩戸から上流へ少し行ったところに天安河原(あまのあやすかわら)というところがあります
天安河原 |
太鼓橋 |
ゆっくり風呂に入りおいしい夕飯をいただきました
本日の走行距離:71㎞