2021年4月7日水曜日

甲武信岳

三宝山
 
前夜は毛木平の駐車場で車中泊しました
広い駐車場に車は私の一台だけでした
駐車場わきのトイレは冬季閉鎖になっていました
4月20日ごろまでは山の道路や施設はまだ開いていないんです
なのであちこちの山はこの毛木平の駐車場のようにまだとても静かです

この駐車場に車を置いて甲武信岳を往復しました
あいにく甲武信岳の姿は山頂のほんの直前に至るまで見えませんでした
それで代わりに北側に堂々とたたずんでいた三宝山の写真を掲げました

毛木平から6時半に千曲川に沿いの道を歩き出しました
もう雪の無くなった地面の何かをシカの群れが食んでいました

一時間ほど歩いたところで休みました
木と岩と苔の生えた地面が秩序だった美しさを見せています
人の手が全く加わっていないからこそ美しいのでしょう

道に雪が出てきたのでアイゼンを付けました
千曲川の源流まであと2.1キロという標識があります

しばらく歩き、源流はきっと雪の下だろうと思い最後の流れを撮影しました

やはり源流と表示された場所は雪で埋まっていました

縦走路に出ると甲武信岳の山頂までは間もなくで10時20分に着きました
国師ヶ岳と金峰山がよく見えます

鹿島槍ヶ岳や五竜岳も遠望できました

大弛峠の上に甲斐駒ケ岳の頂が覗いています

三宝山の左手には浅間山が見えます

春風が吹き抜けるカラマツの林を抜けて13時10分に毛木平に着きました