2:00 定刻より大幅に遅れてドバイ空港に着きました
乗り継ぎするはずだった東京行きのフライトはもう飛んで行ってしまいました
3:00 ドバイで一泊するホテルのバウチャーと明日のフライトのチケットをもらいました
宮殿と見まごうところを通って入国審査場へ行きました
エピソード1
巨大な空港ビルのどこに入国審査場があるのか未明でボンヤリした頭には分かりませんでした
あてずっぽうに歩いていると空港タクシー(無料)の横でだべっている人たちがいました
その一人に入国審査場はどこか尋ねました
すると「乗って」とタクシーを指さしました
タクシーにはだべっていた数人も乗り込みました
「このタクシーって無料なんだよね?」なんて冗談めかして聞くと
「チップを渡してはいけないっていうルールはないよ」と返してきました
いいね!
入国審査官は全身を覆う白くだらっとした服を着て黒くて太い縄の鉢巻きしています
審査官は二人一組で何やら相談しながら審査をします
審査が終わってもニコリともせずパスポートを返しました
時折すれ違う女性は目だけを出して体全体を覆う服を着ています
建物内にお祈りの歌が大音量で響き渡っています
奇異で不可解な中東のイメージそのものです
4:30 エミレーツが経営しているホテルにチェックインしました
なんか一時代前の感じがするホテルです
シャワーのところが仕切られていないので 使うたびに床全体がビシャビシャになりました みなさんどうやって浴びるのでしょうか? |
ベッド脇の赤いヒモ |
一休みしようとベッドに入りました
かたわらに赤いヒモが垂れ下がっているのでこれを何気なく引いてみました
突如けたたましいサイレンが鳴り響き始めました
ヒモをもう一度引いてみましたが音は止みません
フロントの係りの人が飛んできました
フロントの係りの人が飛んできました
これは緊急の際に人を呼ぶものですとのこと
ですよね
11:00 部屋で日記付け、スードク、テレビ、昼寝をしました
突然足がつりました
昨夜ドバイ空港の中を東京行きに乗ろうと必死に走ったためでした
1か月自転車で走り回っても何ともなかった足なのに
12:00 スキポール空港ではコロナ禍に巻き込まれて足止めを食いました
いまようやく帰路に着きドバイにいます
明朝ホーチミンシティーまで行きそこで成田行きに乗り換える予定です
ここでひとつ疑問が生じました
スキポール空港で受けたPCR検査の有効期限は7月3日15時までです
ホーチミンシティーから成田行きの便は4日未明です
その時点で証明書の期限が切れているのでチェックインできない懸念があります
このホテルにエミレーツのサービスデスクがあるので行って聞いてみました
答えはホーチミンシティーでは乗り継ぎだけで出国しないので問題ないとのこと
なるほど
エピソード3
サービスデスクで対応してくれたのは40代半ばくらいの女性でした
エミレーツのベージュ色の制服を着て帽子をかぶり丸メガネをしていました
わたしが質問をしはじめるとあくびをこらえながら聞いていました
まあそう興味深いことを相談しているわけでもないので仕方ありませんが・・・
話を聞き終わると彼女は目が覚めたようにクリアな説明でわたしを納得させてくれました
これならホーチミンシティー空港で何か聞かれても自信をもって説明できると思いました
さらにドバイ以降の経路の詳細をプリントアウトして渡してくれました
こういう人いいです
中東は奇異で不可解というわたしの偏見は3つのエピソードであっさりくつがえされました
15:00 ダイニングホールに昼ご飯を食べに行きました
中東の料理はとてもおいしかったです
17:00 コロナ禍を逆手にとってドバイ市内の見学ツアーに参加しました
ドバイの建築物はやたらでかい
オイルマネーをふんだんに使って幸せを目に見えるようにしようとしたのでしょうか
世界一の規模のホテルやビルの建築ラッシュがここで起きました
これが幸せの形とはとても思えません
20:30 市内ツアーから帰って来てシャワーを浴び夕食をしに行きました
料理の献立は昼とさほど変わっておらずちょっと期待がはずれました
ビールが飲みたくて売店で買ったら缶ビールが9€もしてびっくりしました
21:30 部屋へ戻りテレビを見てから日記をつけスードクをして寝ました
<走行距離> 0㎞(累計1,379㎞)
<出費> 30€(累計1,784€)