3:00
4時間ほど寝ただけで目が覚めてしまいました
シャワーを浴びて、本(「レ・ミゼラブル」)を読み、再び寝ました
6:30
ラジオ体操をしてからレストランに朝食を食べに行きます
家にいるときと同じようなものを食べて元気がでました
7:30
空港の手荷物係にメールをしました
「わたしの荷物が届いたらメールで至急連絡をもらいたい
届いた荷物をどこへ取りに行ったらよいか知らせてほしい
今日の午後わたしは空港周辺にいる」
8:00
ドミニクから電話が来ました
わたしのメッセージは携帯設定の不具合で聞けなかったとのこと
改めて事情を説明し、ドナウエッシンゲンへの到着時刻は分かり次第連絡すると伝えました
ドミニクはたいして驚いていない様子です
8:30
空港の手荷物係からメールがきました
「あなたの荷物はこちらに12:30に到着する予定です
こちらのオフィスはターミナル2の到着ロビー2
Lost & Found2です」
これで13:00すぎには自転車を受け取れるでしょう
9:00
自転車を受け取ってから列車に乗るまで準備にどれくらいかかるか
ドナウエッシンゲンへの列車の接続は都合よくあるか
重たい自転車を押して乗り換えにどれくらい時間がかかるか
切符を先に買った方がいいか、後にしたらいいか
…
いろいろ気になるがあれこれ考えてもしかたがありません
開き直ってまた「レ・ミゼラブル」を読みます
目的を達成しようとして障害に阻まれ、それをどうにか乗り越えようと葛藤している
この点においていまのわたしは状況はジャン・ヴァルジャンのそれと似ています
深刻さはまったく違いますが
10:30
突然掃除のおばさんが部屋に入ってきました
ベッドで寝ころがって本を読んでいるわたしを見て慌てて出ていきました
11:30
ホテルのPCでわたしの荷物が確かにチューリッヒ行きの便に乗っていることを確認しました
それからチューリッヒ空港からドナウエッシンゲン行きの列車の乗り換え便を調べました
最低でも途中で二回は乗り換えなければなりません
12:00
ホテルの前を走っているトラムに乗って空港へ行きます
12:15
手荷物を受け取る場所とそこから空港駅のホームまでの行き方を実地で確かめました
ホームは地下です
自転車には大きな荷物を付けているのでエレベーターでないと行けません
12:30
切符を買う窓口に30人ほどの行列ができています
対面式でお話ししながら買います
飛行機でやってきて地上の旅をはじめるためにここで切符を買う旅行者がメインです
やっとわたしの番がきました
窓口の女性に自転車に荷物を積んでいるので乗り換えの少ない便で行きたいと伝えました
いろいろ調べてもらった上、15:16にここを出発して2回乗り換え、17:39に着く列車にします
13:10
空港の手荷物係から荷物を受け取りました
自転車に目立ったダメージはないようでこれで一安心です
13:30
空港ビルの隅で自転車を組み立てて荷物を自転車に取り付けます
一時間ほどで作業は終わりました
それを最初からずっと横のベンチで見ていた男性がニコッと笑って見送ってくれます
15:00
下見した経路を通って空港駅のホームに降りました
ホームには次々と列車が到着しては出発します
チューリッヒ空港駅のホーム |
めざす列車に乗って出発します
ドミニクにドナウエッシンゲン駅の到着時刻を知らせました
彼はもうキャンプ場に着いていたけれどドナウエッシンゲン駅まで迎えに来てくれるという
列車内の自転車置き場 |
列車が地上に出て、チューリッヒの街を抜けると2年前に見た景色が車窓に広がりました
輝く青空の向こうにアルプスの白い峰々が見えます
車窓からスイスの晴れた空をながめる |
シャッフハウゼンの手前でライン川を渡りました
ライン川がこんなに波立っている箇所はライン滝付近だけだと思います
ライン川 ライン滝のすぐ上流の鉄橋から |
ドナウエッシンゲン駅のホームでドミニクと11か月ぶりの再会のハグ!
18:30
駅からRiedseeキャンプ場まで自転車で行きます
ドミニクと「なんか先週ナントで別れたばかりみたいな気がするね」なんて話しながら
キャンプ場の事務棟 |
きょうはこちらは休日で店が開いていないため食料が買えず自炊はできません
ドミニクとキャンプ場のレストランで乾杯をして食事もします
シュニッツェル(トンカツみたいの)とポテトフライの大盛りをおいしく食べました
さっそく乾杯! |
11か月ぶりにテントで寝ました
<走行距離> 10km
<出費> 100€(鉄道運賃45€、自転車搬送料20€、昼食代6€、キャンプ料12€、
ビール代4€、夕食代13€)
<Riedseeキャンプ場の評価> 〇 料金、施設設備、サービス、いずれも平均なレベル
ドナウエッシンゲン⇒ハウゼンへ続く