2019年3月31日日曜日

船頭 小江戸川越 春の舟運


今年も桜の季節がやってきました
また川越の春まつりで船頭ボランティアをやりました
このボランティアを始めて12年目になります

とても人気なこのイベントでことしはふたつ変ったことがありました

ひとつは乗船が有料になったことです
このイベントに人件費や会場設営などで相当費用がかかっているのは分かっていました
主催者の判断で今年からおひとり様300円いただくことになりました

お金を払ってまで乗りたいという人がどれだけいるか分かりませんでした
結果は昨年までと変わらず早朝から順番待ちの長い行列ができました
600枚の切符は昼過ぎには売り切れてしまいました
午前10時半から行列したわたしの知り合いは切符が買えず乗ることができませんでした

もうひとつは船頭に若干の謝金が支払われるようになったことです
これまで日当が欲しいと言っている船頭はいませんでしたから意外でした
船頭の人数とやる気の確保には謝金が必要との主催者の判断だったのでしょう
たいした額ではありませんが気が引き締まるのはたしかです

一方で船に乗るのを楽しみに来ていた年配の船頭はほとんど姿を見せなくなりました
遊び半分でお金をもらうのがはばかられたからでしょう
一年に一度だけ見てきた顔を見れなくなったのはちょっと残念でした 


下世話な話はともかく老若男女、国籍まで入り乱れて春のひとときを楽しんでいただきました