2017年4月7日金曜日

久住山(百名山64峰目)

今日は久住山へ向かいます。風雨が強くて登るかどうかわかりません。

くじゅうさんの表記は「九重山」「久住山」などいろいろです。ながいあいだ論争があったそうです。そして連山をいうときは「九重山」、1786.5mのピークは「久住山」、国立公園の名称は「阿蘇くじゅう国立公園」におちついたそうです。

九州本島の最高地点は九重連山のなかの中岳(1791m)です。なぜそれよりも低い(4m足らずですが)ピークが「久住山」なのでしょうか。飯田ヒュッテの西嶋さんに聞いてみました。「それは麓から見て一番目立つピークだからですよ」と明快に答えてくれました。7年前に南東麓の竹田市のほうからバスで登っていったとき、たしかに空を突くような頂を見た記憶があります。それが「久住山」だったのですね。自分の経験と符号したので深く納得しました。

8:00 西嶋さんに見送られて今朝もポンチョを着て雨のなかを出発しました。飯田高原から長者原へはゆるい登りです。向かい風が吹いてきます。

9:20 牧ノ戸峠につきました。風雨がこころなしか弱まったように感じました。閉鎖しているレストハウスの前に自転車を置いて久住山を往復することにしました。

11:10 途中すべりやすい火山灰の道に難渋しながら山頂につきました。朝からここまで写真を撮りませんでした。カメラが防水仕様ではないので風雨の中では撮影できないのです。やっと風が弱まり薄日がさすようになったので自撮りしました。
自撮りですが不要部分は切り取りました

Mount Kuju.jpg
このような景色を期待してたのですが...(ウィキより)

13:10 牧ノ戸峠に戻りました。おやツバメ号のあたりにゴミが散らかっています。心無い観光客でしょうか。ちがいます。ツバメ号のバッグに入れてあった食料(柿の種、チーズ、鶏の燻製、飴)をカラスが引っ張りだして食べていったのです。のど飴まで...

13:20 今夜のおつまみをカラスに食べられたのはショックでした。気をとりなおして霧雨のなかを産山へ向けてポンチョを着てくだりだしました。スピードがでるので体温が奪われとても寒いのでした。