7月10日
磯工山岳部の夏期合宿にそなえたボッカ訓練の第2弾として馬鹿尾根を登ることになりました
引率はT先生で前回のMI先生の時と雰囲気が違いピリピリしています
前夜は大倉の水無川の河川敷で幕営しました
他のキャンパーが遅くまで騒いでいてよく寝ることができませんでした
7月11日
大倉から出発する際に河原の石をキスリングに詰め込みました
各人のキスリングをバネばかりで計量するとわたしのキスリングが一番重量がありました
重ければそれだけ訓練になると思い我慢することにしました
前回は2年生が交代で先頭を歩きましたが今回は3年生のNさんがやりました
かけ声をかけてキスリングを背負い歩き始めると20分もしないうちにNさんは休憩をとりました
そしてつぎはもうちょっと長く歩きました
どういう考えでそういう歩き方をするのかよく分かりません
出発のときは気になりませんでしたが日が昇ってくるとずいぶん暑さを感じます
まず1年生のSが空腹のため足のけいれんを起こして歩けなくなりました
さらに1時間ほど行ったところで2年生のYさんが原因不明で歩けなくなりました
YさんはT先生から何か文句を言われています
さらに5分ほど行ったところで2年生のKさんがばてて歩けなくなりました
誰かが歩けなるたびに何人かがその人について残ります
そのため先頭集団はNさんと1年生4人だけになってしまいました
塔ノ岳の頂上まであと5分というところでNさんがまた休憩をとりました
そのため予定より大幅に遅れて山頂に着きました
休んでいると1年生のOの様子が変になったので頭に水をかけたらなおりました
下山の前にキスリングに入っていた石ころを捨てました
軽量するとキスリングの重さは15キロでピョコピョコ歩けるようになりました
政次郎尾根を駆け降り戸沢の出合でゆっくり休み戸川林道を大倉へと下りました