1971年4月5日月曜日

葛葉川本谷

高校に入学する前にHIともう一度山へ行くことになりました

大秦野駅(現秦野駅)を7時位のバスで菩提に向かいます
菩提原で下車し葛葉川の出合に行きます

ところがどこでどう間違えたのか30分歩いてもいっこうに出合に着きません
それどころか道は踏み跡程度になってきました

仕方なく、登って来た道を確かなところまで駆けてもどり、歩き直しました

すると今度は難なく出合につきました


すぐさま遡行を始めます

前に葛葉川を遡行したとき、わたしは沢登りが3回目だったのでスイスイ行けました

HIは今回はじめての沢登りでちょっと滝が登りにくそうでした


横向きの滝を越えてしばらく行くと「この先、危険」という立て札がありました

沢は土砂や切り出された材木で埋まっていました

なんということだと憤慨しました


怒っていても仕方がないので指示されている高巻き道を登りました

20分くらい急登すると建設中の林道に出ました

この現場から土砂を大量に沢に落としたのです


林道を歩いて再び葛葉川の出合うとそこはもう富士形の滝の下でした

どんどん登り、扇形にひろがったガレ場をひたすらまっすぐ上りました

三ノ塔に出てさらに烏尾山まで行きました

そこから烏尾尾根を下って戸川林道に出て、大倉からバスに乗って帰りました