2025年6月18日水曜日

雨飾山(百名山81峰目)

この山は個性的だなと登ってみて感じました
谷は深く山肌に切れ込んでいて尾根筋はどれも急なことは地図を見てわかっていました
山が位置する場所が大雪の降るところですからそれは当然です

それ以外に行かなければじっさいに感じられないことがいくつかありました

登山口から5分ほどのところに水芭蕉が咲き乱れていました
わたしの経験不足によるのでしょうがこういう山を他に知りません
森の中の道が木々と調和していました
木の根に合わせて土が削られ苔が生えている様子がなんともいえません
標識はシンプルで分かりやすかった
一部古い不完全な標識が散らばっていましたがそれを当てにする必要はありませんでした
ここは大都市圏から離れていてしかも周辺に目立つ観光地がありません
商業主義の手が届きにくい条件がそろっています
今この瞬間に砲弾が飛び交い多くの人の血がながれている現実があります
そんな中でこういう品格のある山に登れたことが幸いでした