混んだバスを降りて箒沢の商店でコカコーラを2缶買い、林道を歩きだした
背に真新しいピッケルを差して歩くのが恥ずかしいくらい雪が少ない
宿泊する箒沢山の家に着いたが大きな建物にもかかわらず、泊り客が2、3人しかいない
大群山の西の肩からさらに休まず山頂を目指す
白石峠からは急坂をころがるように下り、白石沢に出て箒沢に向かった
いつも家族で出かける時よりもさっさと早く出発しました
今回はメンバーが父(46歳)、弟(8歳)、それにわたしという珍しい組み合わせでした
大秦野(現秦野)駅からヤビツ行きのバスがなかったので蓑毛行きに乗ります
蓑毛から柏木林道を歩きはじめると天気がいいので麓が良く見えます
ヤビツ峠にはたくさん積雪がありました
ここで少し休んでからイタツミ尾根を登ります
適度に積雪があって楽しく歩けます
989m地点からは塔ノ岳から丹沢山にかけての山並みが良く見えました
まもなく大山の山頂に着きました
北側には雪がいっぱい残っていますが南側は日当たりがよく赤土がさらけ出ていました
ラーメンを作ったりお茶を飲んだりと楽しいひと時を過ごしました
山頂から見晴台経由で下社へと下りました
途中二重の滝には水が流れていませんでした
どんよりとした空の下を大倉尾根をすたこら登り塔ノ岳(1491m)の尊仏山荘に泊りました
連休の小屋はすし詰め状態で寝る場所はほんのわずかな隙間しかありませんでした
とてもゆっくり寝られる状態ではなく2、3時間しか眠ることができませんでした
眠れないので窓から外を眺めると秦野の街灯りがキラキラ光りとてもきれいでした
翌朝は大混雑の小屋から出て外で朝食をとりましたが、寒くてのどを通りませんでした
塔ノ岳を7時に出発し最初からガンガン飛ばして10時半頃には蛭ヶ岳(1673m)に着きました
蛭ヶ岳山荘の中も人でいっぱいでした
泥んこの道を姫次(1433m)に下り焼山(1060m)の展望台まで行きました
そこから鳥屋への分岐まで戻り植林が全部伐採してある道を下りました
下る途中の山肌に玉ねぎのような石があり面白いのでいくつか拾いました
またHIと面白い山登りをしたいと思いました
ところが彼は親から高校受験が終わるまで山登りは行かないようにと言われたそうです
本格的な冬を迎える前の山は静かでした
大秦野駅(現秦野駅)からヤビツ峠行きのバスは運休していました
そこで蓑毛から歩くことになりました
春岳沢の出合あたりでHIはバテ気味でしたがヤビツ峠に着くと急に元気になりました
二ノ塔(1144m)の急登になるとHIはまたバテ始めました
それでも頂上から富士山や表尾根の山並みを見たらまた元気になりました
塔ノ岳(1491m)の頂上からは南アルプスや八ヶ岳が見えました
それから泥んこの大倉尾根を下って帰りました