1980年9月13日土曜日

白馬岳

  Aさんのところへ遊びに行ったら、白馬岳を登りに行くというので一緒に行った。Aさん夫婦と、T君と、H・Kと磯工生が6人ぐらいと行く。

 車で行き、夜中に猿倉に着き、車の中で仮眠する。朝起きると、稜線はきれいに晴れ上がっている。雑煮を食べてみんな元気に出発する。


 竜雄は特に元気で先頭を行く。登山者の行列の中を白馬尻の小屋に着く。


 どうやらスキーに来ている人もいるようだ。冷たい水を飲んでまた出発。雪のだいぶ溶けた雪渓脇のガラガラと崩れやすい道を登る。また尾根を登るようになる。急な草付のところがあって、その先で少し傾斜が緩くなり、頂上の小屋が見えてくる。


 小屋を過ぎて後立山の主稜に出ると、さすがに日本海を越えてくる風は冷たく、みな風よけを探して、三々五々食事する。荷物を置いて、山頂へ向かう。ガラガラとした石の道を行くと、大きなホテルを過ぎて山頂となる。雲が多くなったものの、上天気で満足だった。


 下山はこともなく、帰りがけには白馬村の温泉に入り、神城山荘に泊まって、翌日は混んだ道をのろのろと帰った。