1980年8月2日土曜日

谷川連峰朝日岳

  天気がついていない、いわゆる雨男、雨女という人はいる。今回は山行自体が途中で中止になってしまった。

8月2日

 土合駅から歩き、湯檜曽川を1時間ほどさかのぼり、そこで釣りをしたり食事をしたりして遊んだ。その日は民宿みちのくで泊まる。


8月3日

 はっきりしない天気で、今にも雨が降り出しそうに、雲が低く垂れこめていた。それでも、はっきり悪天になるまでは行ってみよう、ということで民宿の車で朝日岳への登山口まで送ってもらう。


 準備体操をしてから朝日岳への尾根道に入る。最初から急登である。登山口から2時間歩いたところで降雨がひどくなってきた。パーティーの中に登山経験が浅いものがいること、下山予定地の清水までは管理人のいる山小屋はないこと、不時露営の準備はないこと、などを考え合わせ、ここで山行を中止することにした。


 登山口までおりて昼食を食べ、水上へ行く。時間があったので、宝川温泉へ行って露天風呂に入った。なぜか女湯が良く見える構造であった。

宝川温泉で