15:35 わたしにとって記念すべき最初の黒旅はなにやら灰色な建物のまえからのスタートです。7年前ここはコンビニでした。予定より1時間遅れて上井出を出発です。☚
16:30 富士山のすそ野を富士川橋まで下ると背後に遠く
異形の富士が見えました。いつも川越から見ている台形
の山頂がここからはややとがって見えます。☚
18:50 予定より2時間遅れて真っ暗ななかを三保の民宿竹下ナギサヤに着きました。
8:00 すっきりと晴れた朝、民宿を出発しました。
8:10 三保の松原から駿河湾を隔てて富士山が良く見えます。👉
11:10 鞠子(まりこ)宿で昼食にとろろ汁を食べました。こどもの頃からの好物です。麦めしがおひつにたくさん入っていてうれしかったです。👈
13:00 鞠子の宿からしばらく行くと見たことのない鮮やかな黄色い花が川沿いに咲いていました。とおりすがりのおじさんに何という花かたずねると、「イペーというブラジルの国花ですよ」、と丁寧に教えてくれました。👉
👈 15:45 御前崎に着きました。ここから今夜の宿のユースホステルまではすぐです。
2015年5月4日 曇のち雨 御前崎(静岡県)➡田原(愛知県) 102km
8:00 黒旅の最初の目的地である浜岡原発へむけてユースホステルを出発しました。休耕地と思われるところに太陽光発電のパネルが建てられてます。敷地にまかれた砂利が真新しいです。
👈
8:30 さらに行くと今度は風力発電の風車がいくつも見えてきました。浜岡原発はもうすぐ近くです。原発が自然エネルギー発電に取り巻かれているかんじです。👉
9:00 浜岡原発に着くと敷地のフェンスにかかげられた看板が
目に入りました。どこかで見たような文面だなと思いました。
どこだろう?そうだ母校の大学の校門にもたしかこのような
看板がありましたっけ。ずいぶん昔のことですが。👈
9:30 原発のまわりでひとはどのように暮らしているのかこの目で見てみようとこの黒旅をはじめました。いまわたしのまわりには誰もいません。これでは取りつくシマがありません。どうすればできるのだろうかなどと思いながら浜岡原発をあとにしました。☛
11:00 遠州灘を右に見ながらひたすら走っていくと、シラスをゆでている工場がありました。とてもいい匂いの湯気をかいだらたまらなくなりました。昼食にはまだ早いのですが食堂に入りシラス丼を食べました。☚
13:30 浜名湖を越えると雨粒が落ちてきました。雨宿りという口実で道端のウナギ屋さんに入り一番小さなウナ丼を食べました。☛
17:00 ずぶぬれになって田原に着きました。
三河田原の駅で着替えて夕飯を食べに出かけました。大きな店の静ラかなカウンターで黒霧島の水割り氷なしを飲みました。セゴシの塩焼きやカレイのから揚げで杯を重ねていると隣のおじさん二人が「どこから来たの?」と話しかけてきました。「富士山のふもとから自転車できたんですよ」と道々の話をするといたく感心してくれて焼酎を何杯もごちそうしてくれました。
黒旅(2)走行距離:237㎞
黒旅(1)~(2)走行距離:407㎞
つづく