1981年12月24日木曜日

志賀高原・熊の湯スキー場 1981年12月24日~26日

 職員組合のスキーツアーで来た。Iも来ており、今回はお互いのすべてをぶつけて滑った。
 Iの滑りを客観的に分析してみると、ショートターン、早いテンポ、ギャップの急斜面で良い滑りをする。膝の返しが早く、斜面の読みが良い。そう思うのも、この点にわたしの弱点があると意識しているからに他ならない。コブ斜面の克服と急斜面のウェーデルンが今シーズンの課題だ。
 これはわたし自身が目指す山スキーにおいても必要な技術である。山スキーでは、限られたルートを早く安全に滑り降りてくることが必要だ。そのためにはあらゆるスキー技術をマスターして、すべての状況に的確に対応した滑りができることが望ましい。

 

1981年12月19日土曜日

天神平スキー場他 1981年12月19日~21日

 ゲレンデで滑っていると確かにダレる。しかし、今回は新入職員で経理課に来たIがいるので一味違う。彼は早大のチロリアンスキークラブで4年間やってきただけにバリバリ滑るし、スキー理論についてもうるさい。
 しかし、スキーに対する考え方がわたしよりかなり狭い。わたしは、スキーは楽しむものだと単純に割り切っているのだが、彼はとてもそんなシンプルに考えられないようだ。彼はスキーに真剣に、まじめに取り組むことを極端に大事にする。百歩譲って、そういう取組み方を認めてもいい。だが、山とスキーを両方楽しんでいるわたしからすると、彼はスキーを見ているが、山を見ていない気がする。
 ともかく、技術的にわたしと同じくらいの人間が近くに現れたことで、わたしは刺激を受けることになった。

 奥利根国際は、ちょっと珍しい地形で、積雪が十分あれば中上級者が楽しめるスキー場だと思う。残念ながら初心者に適した斜面は少ない。

 大穴は絵にかいたような田舎スキー場の雰囲気だが、空いていて、南に面して明るく、斜面が緩いので、初心者に向いている。

 

1981年12月12日土曜日

妙高高原・杉ノ沢スキー場 1981年12月12日、13日

 夜行列車で行って、早朝神城山荘に着いたのだが、到着早々ちょっとしたことがあって、思いつきで妙高高原へ移動した。ここで人生が転換した。
 ひとりで滑っているとどうもダレる。特にひとりのゲレンデの場合がひどい。今回の収穫は、杉野原にはるみ荘といういい民宿をみつけたこと。

 

1981年12月5日土曜日

五竜とおみスキー場 1981年12月5日、6日

 前回とほとんど同じパターンになっている。ただし今回はチャンピオン第2のリフトが動いていたので、滑走距離をかせぐことができた。次第に細かい滑りを意識し始めた。