1983年2月20日日曜日

1983年2月20日 上越・湯沢国際スキー場 TSMC

 TSMCの毎年恒例のスキーコンペが好天のもとで行われた。スラローム競技のためのポールセットに時間がかかった。最初に誰かがセットしたのだが、出海さんはそのセットが気に入らないと言って、独断で張り替えてしまったためである。この影響で、レースが始まるころには、雪の状態がだいぶ緩んでしまい、スラロームには不向きな状況になった。
 レースは2本の滑った合計タイムで争われることになった。1本目で一番早かったのはOさんだった。わたしは、1本目は2位だったが、Oさんとのタイム差は1秒もなかった。それに、1本目は慎重に、2本目は思い切り行こうという作戦だったので、気にしなかった。


 2本目はポールぎりぎりに突っ込む滑りに切り替えて、Oさんに2秒以上の差をつけてゴールした。これでわたしが合計タイムで1位になり優勝した。


 わたしはポールを使ったスラロームを久しぶりにやったが、それでも優秀することができた。だから、TSMCのメンバーの中には、ゲレンデの滑りが得意でない人が多いのだな、と思った。

 

1983年2月6日日曜日

飯士越え

 残念ながらこの時期は仕事が忙しくて休みが取れない。それで、休みが取れない同士で日帰りのスキーツアーへ行く。

 岩原スキー場の一番上のリフトからスタートする。ヤブのうるさい樹林帯の尾根から左の沢に入る。せまくて滑りにくい所を抜けると林道になる。ここを下りすぎないうちに左手の石打後楽園スキー場に向かって沢を渡る。


 あっけなくものたりないコースである。豪雪が続いてもうすこしヤブが埋まればどうにかなるのだけれどねえ。


 ツアーのもの足りなさをゲレンデで埋め合わせるべく、ゲレンデでバリバリ滑った。というのも、K・Oともにスキーに対してようやく向上心を持ちはじめたところなので、この機に乗じてスキー講習をやったのである。