1971年8月26日木曜日

勘七ノ沢

8月24日
A先生の自動車で渋沢駅から表丹沢の二俣まで行きました

二俣には神奈川県の登山訓練所があります
今回はここで県の高校山岳部員を対象とした沢登りのリーダー講習会が開かれます
初日の今日は座学で、沢登りの基本について学びました
わらじのはき方や歩き方などをひと通り習いました

A先生が「沢を登山靴で登るのは言語道断で、非常にスリップしやすく危険だ」と強調していました
ゲンゴドウダンの言葉と共に印象が残りました

8月25日
二日目はじっさいに勘七ノ沢を遡行しました
副部長のNさんがF1を登るのに苦戦していました
F5はみんな楽に登れました
急なガレ場を登りきると花立山荘の下に出ました
大倉尾根を堀山の家まで下って休み、そこから訓練所まではほんの少しの下りでした

座学の時にNさんからいろんな話を聞きました
他校の山岳部の様子も聞きましたがそれからすると磯工の山岳部は恵まれていると思いました


8月26日

最終日は懸垂下降の練習をしました

この訓練所の食事はおいしくて講習ではいろいろ勉強になることも多くありました


帰りもA先生の車で渋沢駅まで送ってもらいました